北海道のバウムクーヘンを食べよう!美味しい3選をご紹介

スイーツ・アイス

薄い生地が何層にも重なった、木の年輪のような模様が特徴のバウムクーヘンは「お菓子の王様」とも言われています。お土産やギフトに最適でもあり、デザートしても人気のあるスイーツです。

北海道にも美味しいバウムクーヘンがたくさんありますが、今回はそのうちの3選をご紹介します。

十勝を代表するバウムクーヘン 柳月「三方六」

柳月は、1947年創業の帯広の老舗菓子メーカーで、十勝銘菓として六花亭と人気を二分しています。

「三方六」は昭和40年に販売されたバウムクーヘン。表面をミルクチョコレートとホワイトチョコレートでコーティングし、白樺の木の木肌を表現しています。とても美しい模様が特徴です。

「三方六(さんぽうろく)」という名前は、丸太を六つ割にした薪の寸法のこと。扇形に割られた薪の木口の3方が、それぞれ六寸(約18㎝)だったため、「三方六」と呼ばれていました。薪は開拓時代の極寒の北海道に欠かせない冬の燃料です。

一般的なバウムクーヘンは、木の年輪のイメージそのままに、丸い形で販売されていますが、「三方六」は美味しさと食べやすさを追求した結果、縦に切った薪のような形になりました。
実はこの形はバウムクーヘンの製造中に起こった失敗から誕生しています。
美味しい食感にこだわって小麦粉をさっくりと混ぜている分、強度が弱く機械の芯棒からストンと落ちてしまうことがありました。その状態を見ていた先代の社長が、縦に切って売ってみることを提案したのが始まりなのです。
原料は北海道産にこだわり、バター、砂糖、卵は北海道産を使用。小麦粉は北海道十勝産を使用しています。
「三方六」は、生地を休ませながらじっくりと時間をかけて焼き上げた、しっとりとした食感のバウムクーヘンです。このしっとりとした生地を口どけなめらかなチョコレートが引き立て、美味しさが口の中にフワッと広がります。
「三方六」は、抹茶、珈琲、いちご、メイプルなどの季節限定品があり、また違う美味しさも楽しむこともできます。
現在は、10切れカットになっている「三方六」ですが、以前は薪の形そのままので、のこぎり型のナイフが付いていました。カットする手間が省けてうれしい反面、のこぎりナイフが付いてこないのはちょっぴり残念に感じてしまいます。
薪の形はそのままで、小さくなった「三方六の小割」もおススメです。個包装になっているので、お土産にも最適ですよ。
そして、なぜか小割の箱入りには、おまけにのこぎりナイフが付いています。できれば大きい1本の方にも付けてほしいですね。




なまらうまい!白い恋人の石屋製菓 「なまらバターバウム TSUMUGI」

北海道のトップ菓子メーカーに君臨する石屋製菓。

石屋製菓といえば、北海道銘菓の代表「白い恋人」ですね。ダントツの人気、知名度を誇ります。

その石屋製菓のTSUMUGIシリーズから、2017年に発売したのが「なまらバターバウム TSUMUGI」です。
「なまらバターバウム」は、北海道の乳業メーカーの「よつ葉乳業」と共同開発した「ISHIYAオリジナル特選よつ葉バター」を使用。芳醇なバターの香りとコクがたっぷりな豊かな味わいです。
このバターは、専門の職人さんが伝統的な製法「チャーン製法」で、生クリームを攪拌し練り上げたバターに、生クリームと乳酸菌を加え発酵させた「発酵バター」なんです。
香り豊かで、なめらかなくちどけなのが納得できますね。
そして、小麦粉、生乳ももちろん北海道産を使用して、丁寧に焼き上げています。
外側はアイシング(砂糖の衣がけ)でさっくりと、内側はしっとりした生地の食感がたまりません!
直径約15cmでボリュームたっぷりです。
ひと言でいうと
「なまらうまい!!」
これに尽きますね。
「なまら」は北海道弁で「とても」「すごく」という意味です。なので、「なまらうまい!」は「とても美味しい」ということなのです。
常温で食べるのが一般的なバウムクーヘンですが、なまらバターバウムは、冷やして食べるのもおススメです。
バターの香りは少し弱まりますが、冷やすことでバターが引き締まり、さらに外側のアイシングがさらにパリパリ食感になるので、ひと味違う食感が楽しめますよ。




大泉洋がオススメする 北菓楼 バウムクーヘン「 妖精の森」

北菓楼は砂川市にある洋菓子メーカー。「開拓おかき」や「シュークリーム」も有名ですね。
北菓楼のバウムクーヘン「妖精の森」は、北海道産の厳選された小麦粉、生クリーム、卵、そして北海道の「名水百選」にも選ばれた、京極町のミネラル分豊富な噴き出し湧水を使用しています。
バウムクーヘンは、薄い生地を一層ずつ時間を掛けて丁寧に重ねていきながら、大きな年輪を作っていきます。なので、焼き上げるまでにとても時間と手間が掛かります。片時も目を離すことができないので、職人さんはバウムクーヘンの専用窯に付きっきりで作業をします。
「妖精の森」は北菓楼小樽本館の開店記念品として誕生したバウムクーヘンで、小樽本館ではバウムクーヘンを焼き上げている光景を見ることができます。
北菓楼のバウムクーヘン「妖精の森」は、ふわふわともちもちが融合した抜群の食感で、程よい甘さとバターの風味が口の中いっぱいに広がります。飽きのこない美味しさで、ついつい食べすぎてしまうことも...
そして、「北海道の大スター 」大泉洋さんが、お気に入りの北海道の美味しいスイーツとして「妖精の森」をテレビで紹介することが多く、その度に話題になっています。特に「嵐にしやがれ」で紹介した時は、嵐のメンバーが「美味しい!」と絶賛していたのもあって、バウムクーヘンがあっという間に無くなってしまい、しばらく購入することができませんでした。

まとめ

どれ今回ご紹介した商品は、それぞれのホームページから購入することができますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

美味しいバウムクーヘンを食べ比べしてみるのもオススメですよ。




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