【ドラゴンシェフ2021】優勝は北海道代表の下國伸!!経歴、お店などを深掘り!

北海道 有名人

”料理人のM-1グランプリ”として開催された「DRAGON CHEF(ドラゴンシェフ) 2021」

日本全国47都道府県の夢と情熱を持った若きの料理人の登竜門!

40歳未満の料理人たちが、「次世代料理人No.1の称号」と「優勝賞金1000万円」を目指し、熱い戦いを繰り広げました。

7月4日に行われた決戦ラウンドは、すごい戦いでしたね!

プロたちのハイレベルな戦いに、夢中になって観ていました。

初代王者に輝いたのは、北海道代表の下國伸シェフ。

優勝が決まった瞬間の、表情が、とても素敵でしたね。

下國伸シェフは、札幌のフレンチの名店「レストラン コートドール」の4代目の料理長。

北海道で、とても有名な料理人の一人です。

今回は、ドラゴンシェフ初代王者の下國伸シェフを深掘りします。

「ドラゴンシェフ2021」優勝!北海道代表 下國伸シェフの経歴

名前:下國 伸(しもくに のぶ)

年齢:35歳 (1986年生)2021年現在

出身:北海道旭川市

出身校:旭川調理師専門学校

現在の職場:レストラン コートドール(札幌市)

北海道旭川市出身の下國シェフは、旭川のホテルで料理長を務めていた父親に憧れ、料理人を目指します。

高校を卒業後、旭川調理師専門学校へ入学。

卒業後は、箱根「オーベルジュ・オー・ミラドー」で4年半、勝又登シェフに師事。
23歳の時に、東京「ピエール・ガニェール」(二つ星)で1年半。
その後、フランスへ渡り「ヴァランス ラ・カシェット」(一つ星)1年。
26歳で日本へ戻り、新規立ち上げの札幌のフレンチレストラン「W27」で料理長を務める。(現、閉店)

29歳の時に、「レストラン コートドール」(一つ星)、4代目料理長へ。

下國 伸シェフは、2018年に、新時代の若き才能を発掘する、日本最大級の料理人コンペティションRED U-35でブロンズ賞を受賞しています。

下國伸シェフは、「北海道の新鮮な食材、高水準の素材の持つ魅力を余すところなく、フランス料理で表現し伝えていきたい」と語っていました。

北海道の大地から生み出される貴重なもの。それら大自然の中で育まれる無数の生命の恩恵に与り、成長・体感してきた料理人として、先人の叡智と誇りや守り続けた食材を現在に相応しい形に変化させ、皆様にご提供することが料理人としての僕の使命です。

これからどんな食材で、美味しい料理を創作していくのか、とても楽しみですね。



「ドラゴンシェフ2021」優勝!北海道代表下國伸シェフは、痛烈なダメ出しをバネに王者を勝ち取る

「ドラゴンシェフ2021」で見事に優勝した下國伸シェフ。

優勝までの道のりは過酷でした。

「ドラゴンシェフ2021」への応募総数は761名。

エントリー情報と動画をもとに「レシピの独創性」、「基礎的な調理技術」、「出場者の熱意・キャラクター」を審査基準に、厳正な審査を行い、都道府県代表59名を選出しました。

北海道・東北エリア予選でのテーマ「地元の“神”食材を使った“神”弁当」では、断トツの高評価を得て予選通過。

でも、その後のサバイバルラウンドでは、苦戦を強いられます。

サバイバルラウンド2戦目で、総監督の須賀洋介シェフから痛烈のダメ出し。

「下國くん、こんなもんだっけ?」

のひと言に心が折れそうになったそうです。

どん底まで落ち込み、考え抜き、自分のスタイルを一新して戦いに挑むことを決意します。

いままでは、ファーストインスピレーションを大事にしてきた創作スタイルを、泥臭く考えて導き出した料理を作ることに変更し、そこらか快進撃が始まります。

サバイバルラウンドでは、9試合中6試合を戦い抜いた結果1位に!

その後の準決勝では、4人のシェフとの熾烈な戦いを2位で通過します。

決勝戦は、豪華クルーズ船で前菜、メイン、デザートのコース対決!

対戦相手は、福岡代表 “博多の破天荒ミシュランシェフ” 山下泰史シェフでした。

山下シェフは、予選でもサバイバルラウンドでもいつでも高評価で、須賀総監督から「センスの塊」と大絶賛されていましたね。

下國シェフのテーマは「食の未来」

コロナ禍で飲食店が窮地に追いやられている中、「料理人目指す若者に料理の楽しさを伝えたい」という気持ちをふんだんに詰め込んだフルコースで勝負します。

前菜はトマト、メインは豚肉、デザートはマンゴーがテーマ。

限られた時間となれない調理場に悪戦苦闘しながらも、得意の構成力と2段技で戦い、見事優勝!!

「DRAGON CHEF(ドラゴンシェフ) 2021」初代王者に輝きました。

優勝後のコメントで「応援してくれたみなさんに感謝している」と涙ながらに語っていましたね。

下國伸シェフは、総監督の須賀さんからずっと「型にはまっている」「まだ殻を破れていない」といった厳しい言葉に悩み、答えが出せなかったそうです。

そんな時に奥さんからかけられたのが

「簡単だよ。伸くんからはエネルギーが出ていない。優勝する覚悟が足りないよ。」

という言葉でした。

この奥さんのひと言で、料理人としての「覚悟」が改めて生まれたそうです。

ステキなエピソードですね。支えてきた奥さんも本当にうれしいでしょうね。

下國伸シェフは、「ドラゴンシェフ2021」について

「とても苦しい戦いだったけど、とても成長できた。須賀洋介シェフと出会えたことが一番の財産」と振り返っていました。

決勝戦で須賀総監督から票をもらえたことが、なによりうれしかったそうですよ。

ちなみに賞金1000万円は「食の未来に使いたい。とにかく食に関わる何かに使いたいと思っている」そうです。



「ドラゴンシェフ2021」優勝!北海道代表下國伸シェフの料理長を務める「レストランコートドール」とは?

「ドラゴンシェフ2021」で優勝した下國伸シェフは、札幌の老舗フレンチレストラン「レストランコートードール」の4代目料理長を務めています。

1990年創業の「レストラン コートドール」は、札幌市の円山地区に佇む北海道を代表するグランメゾンです。

2012年と2017年にミシュラン一つ星に輝いた名店なんですよ。

「レストラン コートドール」は、北海道の素材の美味しさを大切に、高級感と親しみやすさが融合していて、至福のひとときを味わうことができます。

下國シェフの渾身のメニューを求めて、道外からのお客さまもたくさん来店されています、

「レストラン コートドール」のオーナーは、北海道の老舗菓子メーカー「わかさいも本舗」なんですよ。

また、札幌市の人気洋菓子店「欧風菓子 コートドール」も系列店になります。

いま「レストランコートドール」では、下國伸シェフ「ドラゴンシェフ2021」優勝の感謝を込めて、期間限定の特別ディナーを用意しています。

悪戦苦闘しながら勝ち取った王者のメニュー、食べてみたいですね!

期間は7/6(火)~8/6(金)で、予約は電話のみとのことですので、ご注意くださいね。

レストラン コートドール

住所:〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘1丁目(地下鉄東西線 西28丁目駅 3番出口より徒歩5分)

TEL:011-614-1501 FAX:011-624-5070

営業時間:Lunch 12:00~15:00(13:30 LO) Dinner 18:00~22:30(20:00 LO)

定休日:毎週月曜日

「ドラゴンシェフ2021」で初代王者に輝いた下國伸シェフは、次世代の料理界を担うスターとなりました。

これからどんな料理を創作し、「食の未来」についてどんなことを成し遂げていくのか、とても楽しみですね。



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